メガネのレンズ 選び方
「なんだかこの眼鏡、かけててしんどい」
この状況を改善・解決するためには、レンズの選び方に注目する必要があります。
レンズの選び方は、難しいようで、じつはとても簡単です。
それは、自分にとって合うレンズを選ぶことです。
肝心の「自分にとって合うレンズ」なのですが、もっとも有効な探し方は、
以前かけていた眼鏡の中で、もっともナチュラルにかけていたもの、今振り返れば、あの眼鏡が一番自分の目に合っていたなというものを思い返していただくこと
です。
そのときに使っていたレンズこそ、今の段階であなたに合う可能性が最も高いものです。
「可能性が最も高い」とふわっとした言い方になるのは、当時の目と今の目で少し性質が変わっている可能性もあり(人間の体は時間の経過とともに経年劣化していきますし)、もしかしたら当時のレンズではない場合もありますが、それでも、根本的に目の性質がまったく変わることはありませんので、そのとき最高だったレンズは今でも有効なはずです。
注目したいのは、そのレンズのメーカーです。
同じ度数、同じ機能を持ったレンズであっても、メーカーによって見え方がわずかながら変わります。
「ごくわずかの違い」ではあるのですが、その違いがあなたにとってとても大きな要素です。
ご自身がかけていた「あの眼鏡が一番最高だったな」という時のレンズのメーカーを選んでください。
なお、一部レンズメーカーのウェブサイトには、自社のレンズをどの眼鏡店が取り扱っているかを検索する仕組みがあります。
たとえば、ニコンであれば下記のウェブページから検索できます。
あなたの地域の眼鏡店 | ニコンレンズウエア
https://www.nikon-lenswear.jp/alliance-program/
また、レンズには、球面、非球面、単焦点、累進レンズなどの種類があり、それぞれの特性を持っています。
この種類に関しても、ゼロベースで選ばずに、「あの眼鏡が一番最高だったな」という時の種類を選んでください。
その他、眼鏡店でレンズを選ぶ時、UVカットやブルーライトカットの有無が付加サービスとしてあります。
当社の見解では、はっきりと断定できませんが、これはあってもなくても「あの眼鏡が一番最高だったな」の再現に影響は極めて小さいと思います。
しかし、これらのカットを実現するために、レンズにコーティングをしますので、そのコーティングが、あなたの目に合うかどうか、影響があるのかどうかは、慎重に判断したほうが賢明です。
その意味で、やはり「あの眼鏡が一番最高だったな」という時にこれらのコーティングを入れていたのかどうかで選ぶのがおすすめです。
これらを行なっていただき、それでも
「まだ、なんだかこの眼鏡、かけててしんどい」
という状況が続くようでしたら、そのネガティブ要素を見つけて一つ一つ潰していきましょう。
レンズの問題かもしませんし、フレームの問題かもしれません。あるいは、フレームのフィッティングの問題かもしれません。(眼鏡そのものの問題は、これらしかありません)
それと、案外、気づきにくいですが、目を使いすぎて疲れている状態であれば、目はしんどくなりますので、少し目を休めてから、もう一度その眼鏡をかけてみて判断することもできます。
いずれにしても、レンズの選び方は極めて重要ですので、慎重にお選びいただく、その後、微調整していくことをお勧めします。
ぜひお試しください。
ご相談を歓迎しています。いつでもご連絡ください。